【御礼】第22回鳥取県理学療法学術大会開催終了のお知らせ

　寒冷の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
　さて、令和5 年12 月2 日、3 日に開催した第22 回鳥取県理学療法学術大会では格別なご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
　今回は初めての試みでもあるお子様と一緒に参加できるサテライト会場を設置し、現地・オンライン・サテライト会場とその方のライフスタイルに合わせた参加方法が選択できるように実施しました。Live 配信においては、昨年の経験を踏まえ対応いたしましたが、音響に関して不十分な点もあり、皆さまには大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
　今回、学会テーマを「ウィメンズヘルス理学療法の可能性～女性の健康を守るための新たな視点～」とし、ウィメンズヘルス理学療法が広く女性の健康に関わること、特別な領域の知識ではないことを知っていただきたいという想いから設定しました。
教育講演では「ウィメンズヘルス理学療法の基礎知識～女性の特性を知り臨床に活かす～」をテーマに広島国際大学の平元奈津子先生にお話しいただき、思春期から老年期にわたる女性の健康問題と理学療法についてご教授いただきました。初めて聞かれる内容もあったかと思いますが、身近な症例の中にウィメンズヘルスの問題が潜んでいることをご存じいただけたかと思います。
　また、ウィメンズヘルスの心理社会的側面として特別講演「理学療法士のキャリアデザイン」をテーマに大阪行岡医療大学の荒木智子先生にご講演いただきました。シンポジウム「子育て世代の働き方」では、3 名の演者の先生に家庭や職場での取り組みについて発表いただき、それぞれの発表がロールモデルとなるような素晴らしい内容でした。会場からも多くの質問を頂き、ファシリテーターの荒木先生も交えてディスカッションできたことは非常に幸せな時間となりました。
本大会が参加された皆様の「新たな視点」を生み出すきっかけとなり、臨床やご自身のキャリアに少しでも影響する時間になりましたら幸いです。
　大会長基調講演でお話した通り、今後は県士会でも「働き方のサポート」となるような事業を行っていければと思っておりますので、引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
　最後に、学会にご参加いただきました皆様、演者の先生方、準備・運営でこれまで以上にご尽力を頂いた県士会役員、学会部員の皆様に深謝し、皆様のこれからの益々のご活躍とご多幸を祈念してお礼の挨拶とさせていただきます。
　この度は誠にありがとうございました。

令和5 年12 月8 日
第22回鳥取県理学療法学術大会
大会長　　 大丸利沙
準備委員長 秋田朋子